経営学部 商学科
経営学部 商学科
商学科はアクティブラーニングの取り組みを進めています。本年度も地元大東を中心に企業?組織と連携しながら、活動先の経営課題を発見?共有し、ゼミの専攻分野の知見を活かした課題解決を試みています。2021年10月20日~11月19日に「介助犬のひろば スタンプラリー」が開催され、鈴木ゼミがボランティア参加して企画?運営に携わりました。
この滚球体育は地元の市民団体である介助犬のひろば実行委員会(剣持悟代表)が主催します「北河内ユニバーサルマップを活用した魅力発信事業」の一環として行われました。ユニバーサルマップとは、障がい者、高齢者、お子様連れ、介助犬などにやさしい街は誰もが暮らしやすい街になるとの想いからつくられた、バリアフリー情報を充実させた駅周辺の地図のことです。JR野崎駅版(2016年12月試行版発行)から始まり、住道駅版、四条畷駅版、と各年度の事業計画に沿って地図製作が進められてきました。
ゼミの取り組みは2017年度までさかのぼることができます。当初の活動は対象店舗?施設の情報収集を行い、掲載許可を得ることでした。2019年度からは利便性を一層高めるべく、各地図をWEB化する作業に着手しています。北河内エリアを舞台としたスタンプラリー実施の背景には、このように複数年にわたる取り組みがあります。
さて今年度、ゼミでは北河内ユニバーサルマップJR四条畷駅版のWEB化と当のスランプラリーの企画?運営に携わりました。前者は作業が一段落し、コンテンツが「介助犬のひろば」(下記URL)に掲載されています。他方、後者ではラリーのルール設定?説明やコースのテスト、景品の選定、滚球体育案内の作成、滚球体育期間中の現地サポートなどを行いました。この中の滚球体育案内ではポスターのデザインをラフスケッチし、動画等のWEBコンテンツも一部作成しました。学生たちは総出で取り組みました。また滚球体育参加者としても、各地を散策しながらスタンプラリーを盛り上げました。
実は本レポートを執筆しています当ゼミ担当教員の鈴木も、同じく商学科の澤登先生とともに11月14日、ひっそり出場しております。大阪産業大学から出発して、野崎駅、野崎まいり公園、もりねき広場、四条畷学園正門、そして四条畷駅、とてくてく巡りうちに規定数を超える5つのスタンプが集まりました。野崎まいりの玄関口となる野崎駅では「駅舎の高架工事が終了し、踏切を渡らずに電車に乗ることができる」(本滚球体育案内より)ようになっていました。散策を通じ、バリアフリー化の進捗、ひいては大東という街の魅力を実感できる滚球体育となりました。
最後に、余談となりますが澤登?鈴木ゼミは、大東市、産経新聞社との産学連携活動として「comprehensive plan DAITO SHIMBUN」のプロジェクトを行っています。ここではグルメ、観光、人、会社といった切り口から、やはり大東市の魅力を探索し、インターネットを中心に情報発信しています。今後のInstagram投稿にて「介助犬のひろば」掲載の店舗?施設も取り上げていきたいと考えています。どうぞお楽しみに。
※介助犬のひろば
https://servicedogsquare.com/